2015_01
02
(Fri)10:27

『第91回東京箱根間往復大学駅伝競走』往路

第91回箱根駅伝はいきなり波乱のスタートとなりました。なんと山梨学院大学の2区オムワンバ選手が故障で欠場になりました。昨年の雪辱を果たせるか、また村山兄弟との区間賞争いが往路の見どころの1つだったんで、残念ですね。また順天堂大学、東海大学も予定通りの区間配置にはならなかったようです。
しかし、毎年のことながら箱根駅伝の解説者はどうにかなりませんかね。昨日のニューイヤー駅伝がけっこう気持ちのいいテレビ解説だった(以前の迷解説者は参加チームの総監督なので…)だけに余計にひどく感じますね。日本の男子長距離界の低迷は実はこんな人が主要番組の解説としていまだにのさばっていることにもあるんじゃないかと…。碓井さんに解説してもらったほうがいいですよ、日本テレビさん。


1区)
青山学院は当日変更で久保田を投入してきました。区間賞争いは東洋の田口、駒沢の中村、青学の久保田、明治の横手の4人で、最後に横手が勝つと思ったんですが、途中何度か脱落しかけた中村が最後に盛り返して、見事に抜け出しました。中村の精神力は本当に凄いですね。おそれいりました。オムワンバ欠場という激震の山梨学院は気の毒なことになりました。田代が大きく出遅れ、シードも赤信号ですね。他では神奈川大学がなかなかの好発進。


2区)
駒澤の村山が落ち着いた走りで大八木監督の目論見通り2区で抜け出すかと思いきや、東洋の服部勇が素晴らしいガッツでなんと区間賞!これには驚きました。まさか村山兄弟に勝つとは。予想以上に強くなっていますね。設楽兄弟をすでに実力で超えたような感じすらする圧巻の走りでした。ただ、駒沢の村山も悪いなりに最小限のダメージに抑えたのはさすがです。城西の村山が区間賞とるかと思ったんですが、服部とは距離適性の差でしょうか。この2区は区間9位までが1時間9分切というかなりのハイレベル。まさに久しぶりの花の2区にふさわしいレースでした。しかし、このハイレベルな2区を走ったランナーのうち4人が今年の春には旭化成入社ですか。凄いとしかいいようがないです。

往路優勝争い)
有力)東洋大学、駒澤大学、青山学院大学、明治大学、早稲田大学
もし、このままの差で5区に行ったら大砲山本がいる早稲田が有利かも。


3区)
東洋が大方の予想に反して上村を投入し、駒澤は予想通り中谷を投入してきました。その駒澤の中谷がさすがの走りで区間賞で、トップで襷リレー!ただ、明治の有村が予想以上に頑張って中谷に1秒しか負けなかったのは大きい。それにしてもせっかくだから2人区間賞でもよかったんじゃないの?(笑)有村が少しかわいそうな気がします。東洋の上村もタイム的にはそんなに悪くないが、駒澤や明治、青学との優勝争いとなるとこのタイムでは少し厳しいか。下位のほうでは山梨学院の井上がさすがの走りで順位をあげてきました。これでシード権に少し望みがつながったか。

往路優勝争い)
有力)駒澤大学、明治大学、青山学院大学
可能性あり)東洋大学、早稲田大学


4区)
今年の1年生は凄いですね。例年に比べると地味に感じてましたが、この4区で駒澤の工藤、青山学院の田村がともに区間記録を更新しました。私の予想ではここは明治の松井が区間賞をとると思ったんですが、その松井のタイムも例年なら区間賞レベルなので、悪くないのに1年生2人がそれを上回ったのだから素晴らしいです。最短距離のこの4区でタイムを稼ぎにきているのかな、っていう配置の大学がいくつかありますが、神奈川大学あたりは目論見どおり順位をあげてきていますね。逆に例年4区を重視している帝京がちょっと厳しかったですね。エースを欠いていることもあってシードが厳しくなってきました。

往路優勝争い)
有力)駒澤大学、青山学院大学
可能性あり)明治大学


5区)
大変なことになりました。原監督が相当自信あると言っていたとはいえ、まさか神野がこんな大記録を出すとは…。新山の神誕生ですね。これは本当にすごい記録で、しかも神野は3年生だし、まだ記録縮められそうな感じがしますので、来年は夢の15分台もあるかも。これは今回の大会だけでなく、来年の箱根も青学は優勝にリーチですね。凄すぎます。期待していた明治は最後に追い込んで2位まできたけど、駒澤のブレーキがあったからだよなあ。ただ、明日を考えると最低限のことはしてくれたのではないでしょうか。駒澤大学はまさかまさかの大ブレーキですね。駅伝はこれがあるからこわい。総合優勝はよほどのことがない限りもうなくなりましたし、明日は復路優勝を狙ってくるでしょう。素人がこんなこと言ってはいけないとは思いますが、駒澤大学は監督に慢心があったんじゃないかと思いますね。2区村山が思ったほど走れず、東洋の服部勇に負けたこと、そして自信をもっていたはずの5区でまさかの結末。1区、3区、4区はせっかく素晴らしい走りで区間賞なのにもったいないです。いつのまにか箱根で勝てない大学になってしまったようにすら思いますが。そして、青山学院大学、これはもう原監督と神野の凄さでしょう。失礼な言い方になりますが、箱根駅伝を経験していない監督が他のどの大学の監督より箱根を熟知している感すらしました。青山学院大学のみなさん、往路優勝おめでとうございます!!

総合優勝争い)
かなり有力)青山学院大学
わずかに望みあり)明治大学、東洋大学
もうよほどのない限り青山学院大学の総合優勝はかたいと思います。7区とおそらく藤川が入るであろう9区は区間賞狙えますし、8区10区も大崩れはなさそうです。ただ、6区は苦戦するんじゃないかと。それでも約5分の貯金があるし、大丈夫でしょう。6区の区間賞候補が往路で低迷している大学というのも変な言い方ですが追い風です。

シード争い)
当確)青山学院大学、明治大学、東洋大学、駒澤大学、早稲田大学
有力)中央学院大学、東海大学
有利)大東文化大学
やや有利)城西大学、中央大学
やや苦戦)拓殖大学
可能性あり)日本大学、山梨学院大学
もしかすると…)帝京大学


最後は駅伝の凄さとこわさを思い知らされた第91回箱根駅伝往路。前日の雪でどうなるかと少し心配でしたが、素晴らしい記録が続出しました。明日の復路も素晴らしいレースになることを期待します。



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